カウンセリングの裏側

カウンセリングで何を探すの？

初回のカウンセリングに時間を割いているところは多いです。

そのような店では通常であれば20分ほどで終了する場合でも、初回だけは1時間程度の枠を設けているようです。そしてホームページなどで下記のように記述されています。

初回のカウンセリングで、丁寧に痛みや不調の原因を探ってもらえること…これは、お客様にとっても嬉しい状況なのでは？

心的アプローチの整体は別…

精神的な不調を改善に導く整体もありますが、そのようなところだとカウンセリングは重要な要素です。

しかし身体の不調や痛みを改善する整体の場合は、どうなのでしょうか？

もちろん、お客様に寄り添い親身にお話を聞く、それが安心感に繋がる面は否定しません。また実際にお客様自身も痛みや不調について、悩みを聞いて欲しい方も存在します。

当然これも否定しません。したがってそのような方が、自ら徹底的なカウンセリングを求めていらっしゃる場合は、問題ないと思います。

しかしそのような方ばかりではないと思います。これは私見ですが、痛みや不調を抱えた方は一刻も早く身体にアプローチしてほしいのではないでしょうか？

通わせる口実を見つけるため？

そして話は変わりますが、施術側からすればカウンセリングには別の思惑もあるようです。ところで、身体の痛みや不調をお持ちの方には必ず不安が存在します。

そしてその原因については、具体的に分からないのが当然です。

残念ながら、そこには大きな弱みができてしまいます…

上記のとおり具体的な原因がわからないため、適当な理由でも丸め込まれてしまう方が多いです。たとえば、このようなものです。

時間を大きく割いてまで、徹底的なカウンセリングを行う目的…それは、上記のような通わせるための理由を見つけることでは？

ちなみに、中には初回の時間をカウンセリングのみで終了するところも…痛みや不調でお困りの方々は、がっかりすると思います。

整体月日は5分ほどで終わり？

結論をいえば、当方の場合はこうです。

初回でも、身体への直接的なアプローチにほとんどの時間を費やします。

カウンセリングといえるのかはわかりませんが、冒頭5分ほどお客様のお話を聞くだけです…それはなぜかといえば、通わせる口実を見つけることに興味がないからです。

また先ほどのとおり、一刻も早く身体にアプローチして欲しい…私なら、このように考えることも起因しています。

そして心と身体は繋がっています。したがって、身体を緩めることができれば、副次的に心も緩むと考えます。

依存させる気はないので…

現状は身体へのアプローチしかできませんし、やりません。

その意味でも、カウンセリングを重視していないのです。またいい方はきついのですが、心の問題はお客様自身でしか抜本的な解決は無理だと考えています。

ところでこのような言葉にすがりたくなるほど、辛い状況の方はいらっしゃると思います。

しかし上記のとおり最終的には、誰もあなたを助けることは不可能です。世間にはそれらを手助けされている方もいらっしゃいます。

残念ながら、その多くは依存させることが目的です。立ち直りのきっかけに活用するのは良いと思います。

しかし、いつまでも依存する、または依存させるような関係は何も解決しません。そのため当方は、カウンセリング的なアプローチをしないことに決めています。

もちろん、お悩みがあればお聞きします。でも私に依存させるつもりはないのです。

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