
国家資格か、民間施術か…そんな『看板』の議論に、あなたの痛みを救う答えはありません。
「整体なのに国家資格?」「民間だと危ないの?」…そんな不安を抱く方は少なくありません。しかし、2010年以来この業界でやってきた私の結論は一つです。
整体において、資格が技術や結果を保証することは、残念ながらありません。もちろん柔道整復師や理学療法士といった国家資格は、「一定の教育を受けた証明」ですが、「目の前のあなたを改善できる証明」にはならないのです。
逆に、民間資格であっても凄腕の職人は存在します。結局のところは、『施術者個人の力量と痛みに向き合う覚悟』次第です。
開業以来、細々と(笑)技術だけを頼りにやってきました。そんな当方が、そっと教える「資格のあれこれ」をご覧ください。
整体つきひ・資格のあれこれ
- 姿勢:国家資格の有無は「技術の証明」にはならないと考えています。
- 実態:柔道整復師の役割は怪我の処置であり、整体技術とは別物です。
- 技術:開業以来「一つの手技」だけですが、難関の試験にも合格しています。
- 結論:資格の多さで選ぶのも危険です。結局は施術者個人の力量が全てです。
整体の資格に対する疑問
整体の資格って重要?
- 整体の国家資格はありません
- 簡単に取れる資格は多いです
- 資格がなくても開業できます
- 良し悪しは資格で分かりません
近江八幡市 40代女性の声
通い始めた頃は、経済的なことも考えて、保険のきく整骨と交互に利用していましたが、満足のいく結果が出なかったので、今は月日さんオンリーです。
全身コースを毎回していただいてます。通えば通うほど効果バツグンで、大大大満足しています。

開業して約半年が過ぎた頃(2011年)に頂戴したものです。
整体の良し悪しと資格の関係は?
国家資格を含め、種類や数の多さで整体の良し悪しは判断できません。
各店ごと、更には施術者個人の力量でしか推し量ることができないのです。またこれは整体の乱立ぺージでも述べていますが、整体を営業するにあたって資格は必要ありません。
それでもホームページで国家資格の保持や、民間施術でも複数の手技を体得しているなどのアピールをよく目にします。それは、どうしてなのでしょうか?
なぜ整体なのに国家資格?



無資格ではなく国家資格者の整体で、根本改善しませんか!
あたかも整体に国家資格が必要であるようなニュアンスで、宣伝している店も見受けられます。しかし先ほど述べたとおり、整体に資格は必要ありません。
特に柔道整復師は、上記のアピールをされることが非常に多いです。下記もまた整体の乱立で記述しましたが、再度述べます。
柔道整復師(接骨)の役割は、怪我の手当てや骨折の処置です。
いわゆる、肩こりや腰痛に対応する資格ではありません。でも2012年くらいまでは、日ごろの痛みでも保険の施術が受けられたのです。
これも厳密にいえば、アウトなのですが…暗黙の了解といいますか、どこの接骨でも対応していたようです。
年々保険の適応が厳しくなり…
たとえば、ただの腰痛をゴルフのスイングで腰を捻挫したことにするとか…接骨では、このような手法が利益の多くを占めていたのではないでしょうか?
2012年くらいから、上記のような暗黙の了解が通りにくくなりました。
そうすると、実費での対応をするしかありません。また、柔道整復師の学校も以前と比べてかなり増えました。
再度になりますが、柔道整復師は怪我や骨折に対応する資格です。したがって学校でも解剖学と共に、それらの対応技術を学ぶはずです。
要するに長年にわたり接骨を経営していようが、柔整の専門学校を出ていようが整体の技術に限ればゼロに等しいのではないでしょうか?
国家資格が保証するものとは?
国家資格を有していれば、安心安全とは限りません。
その理由は、先ほど述べたとおりです。もちろん柔道整復師でも、素晴らしい技術をお持ちの方は大勢いらっしゃると思います。
しかしそれは、国家資格を取得していることとはイコールではありません。完全に個人の力量によるものです。
- 柔整の学校も劇的に増えた
- 保険の適応が厳格になった
接骨自体で競合が増え過ぎたうえに、昔の流儀は通用しなくなってしまったのです。ならばせめて、国家資格をアピールに使いたいという気持ちはよく分かります。
それでもお客様からすれば、整体を選ぶ際に惑わされる材料でしかありません。本当に注意が必要です。
この道30年の接骨の先生でも…
余談です…私が技術を習っていた頃の話です。
私は私を含めた2人だけの生徒で約4か月半、みっちりと手技をメインに解剖学などを学びました。その整体法でも、スポット的なセミナーが開催されることもあったのです。
そのセミナーには、表題のような柔道整復師も参加されていました。練習で、その方に身体を触ってもらった経験があるのですが…
全くもって、30年のキャリアは感じられませんでした…
当時の私がいうのも何ですが、触り方は下手でした。そんな方でも、接骨を30年続けてこれたわけです。
このことでも、国家資格や長年のキャリアが当てにならないことが分かると思います。まぁ長年の実績でいえば、民間施術でも当てはまるのですが…
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整体における民間施術とは?
どの範囲までを整体とするのか…それによって変わってきますが、今回は種類というよりは資格の数をメインに記述したいと思います。
民間施術でも、資格で整体の良し悪しは判断できません。
これも、施術者個人の力量によります。また私の話ですが、生徒2人で学んだことは先ほど述べたとおりです。
私自身は開業以来、この整体法しか使っていません。そのことが、お客様にどう映るのかは分かりませんが…
それでも、他の手技を学ばなかった理由があります。それは、下記の2点です。
- それほど行き詰まることがなかった
- 未だに手技の難しさを感じる
今でも、この2つの事柄を実感し続けています。正直、かなり難しいことをしてますが喜んでくださる方は多いです。
一緒に技術を学んだ人はもう…
これは悪口ではありません。結論的に、共に学んだ人は2017年に廃業されています。
でも私にとっては、現在もお客様を高確率で改善に導ける有難い手技です。
何がいいたいのかというと、素晴らしい技術は習得するにしても難しいということです。全員に伝えられる手技はないと思います。
私が凄いといいたいのではありません。また共に学んだ人も、廃業に際しては様々な事情があったと思います。
それでも技術の習得に関しては、どうしても個人差が出てしまいます。実際のところ学んでいる時、その人はかなり苦労されていました。
一つの手技だけでも困難なのに…
ところで特に人気の整体では、沢山の民間資格を取得している場合も見受けられます。当然、それを宣伝でアピールされています。
でもそれぞれの手技って、それなりに難しくないのでしょうか?
もちろん世の中には、天才的に要領の良い方がいらっしゃるのかもしれません。しかしそんなケースは、ほぼないと思います。
また優れた方であるのなら極めた手技だけで、それなりにやっていけるのではないでしょうか?矛盾を感じずには、いられません…
多くの施術者が、沢山の手技を取得できるわけ…それは、下記が大きな理由では?
- 誰でも簡単に体得できる
- 参加しただけで免状が出る
これまた整体の乱立ぺージと重複しますが、技術を売る側は沢山売りたいわけです。習得が困難なものに需要はありません。
手技の数は当てにならない?
沢山の手技を持っていることが、優れた整体の証にはなりません。
逆に改善に導けないからこそ内心では焦って、あれもこれもと手を出すのではないでしょうか?まぁ下記のようにいってしまえば、聞こえは良いのですが…



常に進化し続ける当店は、新たな施術法をまた一つ習得しました!
結論的に柔整も含め、資格のあるなしや数を声高にアピールしている店は注意が必要です。避けるのは困難ですが…
私は国家資格も保持していませんし、手技も一つだけです。その意味ではご安心を(笑)
私が苦労して合格した試験とは?
それでも一応、民間施術ですが難関の試験には合格しています。
気導術師認定証の原本(認定番号0064)


気導術師認定の厳しい審査内容
- 気導術学会の講師5名の試験をパス
- 同会長もしくは本部長の試験をパス
試験内容はこうです。会長や本部長、講師がそれぞれの家族に対して受験者に施術を任せられるかどうかがポイントです。
ちなみに、この気導術師の試験をパスするために費やした期間は2012年から3年間です。受ければ誰でも、合格できるものではありません。
もちろん試験を受け持つ方々は、腕も実績もある方ばかりです。

